村上春樹通販大特集           

  
村上春樹に関する通販商品をご紹介しています。











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拳闘士の休息 (河出文庫 シ 7-1)
価格: 945円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2
初めて読む作家の短編集。たまたま手にとってちょこっと読んだら止まらなくなってしまった。

ベトナム戦争従軍の経験はないらしいが、ベトナム戦争を題材にした表題作はそのすさまじい戦場の描写がスゴい。

ボクシングとセックスとてんかん、死といったテーマを描いた暴力的な小説だが、ニーチェやショーペンハウエルといった哲学者の言葉も散りばめられていたりする不思議に知性を感じさせる小説だ。

ほかの作品も読んでみたいが、まとまった翻訳はこれ一冊のようだ。
とりあえず、私の中では今年度ベストの翻訳短編集。
キネマ旬報 2009年 8/15号 [雑誌]
価格: 890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
堺雅人さんのいろんな表情のグラビアが
とても素敵です。
やがて哀しき外国語 (講談社文庫)
価格: 540円 レビュー評価:4.0 レビュー数:22
174頁に「外国人に外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」3ヶ条がのっています。
この手の箇条書きが何箇所かにあり、とても実用的。でも作家としてのmurakamiさんは筆者にとって
とてもリモートな存在であります。

小説作品は内容とは別に残念ながらその文体にひかれず、長編を読み通した事が
ないのですが、一方、このエッセーは読みやすく、具体的で、アタマに良く響いてくる。そして、
文庫にもなっている。大好きな本であります。表紙の色鉛筆画もなかなか渋くて本書のタイトルによくマッチしています。

とこ
村上春樹『1Q84』をどう読むか
価格: 1,260円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3
楽しく読ませてもらった。
賛否両論色々あるが、読んでいて途中から、これは村上春樹うんぬんよりも、そして謎はどうこうよりも、批評家たちの質を比べる本になっていると思った。
というのは、「なるほど!」と思う優れた批評もある一方、「これで批評したことにしてんの?」とかなり疑問符な文章もある。村上春樹を前にしてよくそんな文章で終えられたなと(笑)。
中身の話をすると、全体を通して多くの方が共通して読み込んでいるポイントや視点が見出せる。
言い方は違えど、同じポイントを別の観点・立場から述べられたりしていて面白い。
けれど、多くの方が続編が出
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選
価格: 680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:16
アメリカ文学らしい、ありきたりのことだけれども、その人の視線でしか語れない物語を淡々と語る切り口では、この人に並ぶものはいないでしょう。
どうでもいい話なのに、なぜか心に残る話がたくさん詰まっています。
本当の戦争の話をしよう (文春文庫)
価格: 680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:18
「彼らはいつ死ぬかもしれぬ男たちが背負うべき感情的な重荷を抱えて歩いていた。悲しみ、恐怖、愛、憧れ、それらは漠として実体のないものだった。しかしそういう触知しがたいものはそれ事態の質量と比重を有していた。それらは触知できる重荷を持っていた。彼らは恥に満ちた記憶を抱えて歩いていた。彼らは辛うじて制御された臆病さの秘密を共有していた。(中略)人々は殺し、そして殺された。そうしないことにはきまりが悪かったからだ」。(村上春樹訳、文春文庫)

1999年、ピューリッツァー賞、米国書評家協会賞という2つの賞の最終審査に残った『The Things They Carried』(邦題『本当の戦争

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)
価格: 600円 レビュー評価:4.5 レビュー数:25
村上春樹の最初の短編集。
書かれた時期は「1973年のピンボール」と「羊をめぐる冒険」のあたり。
私がこの短編を読んだのは随分後だったが、初めての短編集だったと知って驚いた。
基本的には長編小説家で、その合間に短編小説を書いたり、翻訳をこなしたりするのが村上春樹。
それでもその短編小説はいつでも一定のクオリティを保っているのが村上春樹。
この短編集を読んで改めて気づくが、彼は「最初から」短編が上手かったのだ。
ファンに評判の良い「午後の最後の芝生」はこの短編集に収まっている。
私もかなり大好きだ。
東京奇譚集 (新潮文庫)
価格: 420円 レビュー評価:4.0 レビュー数:29
確かに春樹ワールドである。しかし例えば小説を読みなれていない人が
村上春樹の小説を読んでみようと思って手を出すのであればお勧めしない。
春樹ファンであればある程度は理解できるかもしれないが、そうでないと
特に高校生などで読書慣れしていない人で、時間潰しに短編集を買おうと
しているのであれば、別の作家の読みやすい短編集を買ったほうが無難だろう。
 
翻訳夜話 (文春新書)
価格: 777円 レビュー評価:4.5 レビュー数:29
東京大学の柴田教室と翻訳学校の生徒、さらに6人の中堅翻訳家という、異なる聴衆(参加者)に向けて行った3回のフォーラムの記録。「夜話」とあるように、話の内容はいずれも肩の凝らない翻訳談義だが、レベルの異なった参加者との質疑応答の形をとっているために、回答内容は自ずから微妙に変奏されており、結果として入門、初級、中上級向けの3部構成の翻訳指南書に仕上がっている。

柴田が書いたあとがきに、「翻訳の神様から見れば、我々はすべてアマチュアなのだ」とあるように、両者の回答は、体系化された技術・翻訳論議に向かうのではなく、翻訳を行う際の、動機や心構えを説明することに費やされている。例えば「大事なのは偏

モンキービジネス 2009 Fall vol.7 物語号
価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2
物語。
必ず相手がいる行為だ。
一人では出来ない。つながりを求める行為だ。
人類が脈々と受け継いできたのだ。
谷崎にO・ヘンリ-、そして春樹。
繋がっているのだ。
ロング・グッドバイ
価格: 2,000円 レビュー評価:4.0 レビュー数:47
50年代に書かれ、ながらく『長いお別れ』として知られたハードボイルド小説の最高峰と言われてるレイモンド・チャンドラーの作品です。昨年、村上春樹氏による新訳本が出版され実は昨年初めて読みました。これは、はっきりいってすごいです。原作の雰囲気に忠実な村上訳もさることながら、オリジナルのミステリの面白さ、語り部としてのフィリップ・マーロウの圧倒的な存在感にあっという間に引き込まれ、読み始めたら止まらなくなってしまいました。忘れたころに読み返してますがそれでもまた面白いです。LAでのある殺人事件がきっかけで、重層的に織り成す人間関係の描写から、幾重にも仕込まれたミステリの謎解きも見事です。しかし、も
最終更新日:2010年01月17日

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